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量的緩和とは?日銀が続けた「異次元」の意味をやさしく解説

ニュース解説でよく出てくる「量的緩和」や「異次元緩和」という言葉。難しそうに聞こえますが、考え方はシンプルです。この記事では、日銀が長年続けてきた量的緩和とは何かを、たとえ話を交えてやさしく解説します。

目次

量的緩和とは

量的緩和とは、中央銀行が国債などを大量に買い入れて、世の中に出回るお金の「量」を増やす金融政策です。

通常の金融政策は金利(お金の値段)を上げ下げしますが、金利がほぼゼロまで下がると、それ以上は下げられません。そこで「金利」ではなく「量」で勝負する──これが量的緩和の発想です。

どうやってお金の量を増やすのか

  1. 日銀が、銀行の持っている国債を買い取る
  2. 銀行の手元に大量のお金(日銀当座預金)が積み上がる
  3. 銀行はそのお金を企業への貸出や投資に回す(ことが期待される)
  4. 世の中のお金が増え、景気と物価が上向く(ことが期待される)

「異次元緩和」とは何が異次元だったのか

2013年から日銀が行った大規模な量的・質的金融緩和は、買い入れる国債の規模がそれまでと桁違いだったことから「異次元緩和」と呼ばれました。デフレから抜け出すため、「物価上昇率2%」を目標に掲げた大胆な実験でした。

量的緩和の光と影

光(狙い通りの面) 影(副作用)
デフレスパイラルの回避 日銀が大量の国債を抱え込んだ
株価・雇用の改善を下支え 円安が進み、輸入物価が上昇
企業の資金調達がしやすくなった 「金利ゼロ」の長期化で預金が増えない時代に

いまはどうなっているのか

日銀は2024年のマイナス金利解除とあわせて、金融政策の正常化を進めています。長く続いた「量で支える時代」から「金利で調整する時代」への転換期にあり、その節目となるのが金融政策決定会合です。

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※本記事は仕組みの解説であり、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。

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