国の予算のニュースで出てくる「国債費」という言葉。教育費や防衛費のような「何かに使うお金」ではなく、過去の借金の返済と利払いに消えるお金です。実はこれが、国の予算の中で最大級の項目になっています。
目次
国債費とは
国債費とは、過去に発行した国債の元本返済(債務償還費)と利子の支払い(利払費)に充てる予算のことです。国の一般会計歳出のうち、おおむね4分の1程度を占める年が続いています(年度により変動します)。
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なぜこんなに大きいのか
長年にわたり、税収だけでは足りない分を国債(借金)で補ってきた結果、残高が積み上がったためです。借金が大きくなるほど、毎年の返済と利払いも大きくなる──家計のローンと同じ構図です。
金利が上がると国債費はどうなる?
ここが今もっとも注目されている論点です。利上げで金利が上がると、新しく発行する国債の利払いが増え、国債費はさらに膨らむ方向に働きます。つまり日銀の金融政策は、家計だけでなく国の財政にも直結しているのです。「日銀が簡単に利上げできない理由」のひとつがここにあります。
国債費が増えると何が起きるのか
- 予算のうち「自由に使えるお金」が圧迫される(教育・防衛・公共事業などに回しにくくなる)
- 将来世代への負担の先送りが議論になる
- 財政の持続可能性(プライマリーバランス)が政治の争点になる
ニュースの読み方
予算案のニュースを見るときは、総額だけでなく「国債費がいくらか」「新しい借金(新規国債発行)がいくらか」に注目してみてください。国の家計簿の健全性が見えてきます。
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※本記事の数値は概算の目安です。最新の予算内訳は財務省の公表資料をご確認ください。

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